2つの美しいストリームラインの完成をめざしていますその1
瞑想歴3年(実質1年半、途中休眠しておりました)で、現在シュープリームユニティに取り組んでおりますHKです。今年の瞑想体験から得たことを中心に書かせていただきます。
マスターズ水泳との出会いと衝撃
書き出しから瞑想とは関係のない話で恐縮ですが、私は高校まで水泳部で競泳をしておりました。その後30年近く泳ぐことはなかったのですが、あるきっかけで昨年マスターズ水泳という競技があることを知り、今どれくらいのタイムで泳げるのか興味本位で故郷の沖縄大会に出てみたのです。
マスターズ水泳は18歳から100歳までエントリー可能で、5歳刻みで年齢が区分され同じ年代グループでタイムを競い合う大会です。私は50-54歳グループに属しています。
この時、この沖縄大会で2つの大きな感動と衝撃を味わうことになるとは全く想像しておりませんでした。
ひとつ目は、図らずも出場した2種目で1位と3位に入ることができたのです。3位まではメダルで表彰され金メダルと銅メダルをいただきました。50代になってもメダルをもらって表彰さることがこんなにうれしく感じるのかと快感を得たのですが、何よりも驚きは水泳が楽しかったのです。泳ぐことってこんなに楽しかったかっていうくらい驚きの衝撃を感じたのです。完全に私にとって「快」でした。学生時代の苦しい練習の思い出しかなかった水泳ですが、30数年後こんなに楽しいことがあったのかと改めて好きで楽しいことを発見した日でした。
そしてもう一つの衝撃は80歳クラスの選手の25m自由形の泳ぎとタイムを見た瞬間でした。私と1秒しかタイムが変わらないとてつもない速い泳ぎを見た時、一瞬理解不能でした。この年齢でこのタイムで泳ぐってどういうこと?どうして?うそ?80代だよね?考えられない?できるわないよふつう?
その後いくつもの大会にでてその衝撃は繰り返されました。60代なんて超高速スイマーはざらにいて、70代、80代、90代のとんでもない高速タイムで泳ぐスイマー(おじいちゃん、おばーちゃん)はごまんといます。マスターズに参加して私の持っていた常識は完全に崩れました。シニアな世代は健康に気を遣い、持病のある人は薬が欠かせず、介護になっていく人も多いという常識です。
この時気づいたのは、人は常識や経験からくる固定観念で生きている、ということです。その枠組みをはずせば人は本質的に無限のパワーをもっているのだと確信しました。17個の世界記録を持つ100歳の女性スイマーの泳ぎを見た時は、「好きでやりたくて、やると決めて、やれば不可能なことは何もない」と気づきました。マスターズにでる方々の常識は「年齢はただの記号たから」です。
大会名が「マスターズ水泳」なので、この方々は私にとってある意味「マスター達」だと思っています。