瞑想体験談(H.Nさん・40代 男性)
物事には偶然はない、とは思っていた。毎日起こる様々な事柄は、あるものはつながり、またあるものは、全くそれぞれが係わり合うことなく、現れては消えていってしまう。
一昨年の九月始めに初めてこの瞑想の門をたたいた。無料説明会を聞いてすぐハート・マントラの伝授を受けさせていただいた。始めの三ヶ月は順調だった。そして 十二月の終わりにはプロスペリティ・マントラにすすんだ。でも、年が改まってから瞑想会に行かなくなって、半年以上たってしまった。その間自分の中の問題は解決するこ となく、かえって大きくなっていった。それで夏が過ぎてからまた瞑想するようになると、今度は、自分の中で、何かが臨界点に向かって動き始めた。
その時はまだ、出口の見えないトンネルの中だったけど、自分の直感に従って進むしかなかった。
今から思うと、プロスペリティ・マントラが後押ししてくれたように思う。
そんな中、今の職場をやめる決心を上司に伝えるチャンスは、向こうから突然やって来た。そして二月のチェンマイ行きの話。さらにそれを職場の上司があっさり認めてくれたこと。
一つ一つの別々のことが、つながって流れが出来始めていた。
吸っていたタバコも、いつのまにか体に合わなくなってやめていた。アルコールの量も減って、さらに今年になってからの、毎朝のジョギングという新しい習慣。そしてついにチェンマイへの一週間。
それは本来の自分に還る旅の一週間だった。ただ今までの生活で心と体にくっついてる余分なものを、少しずつ落としていく過程で見えてくるものもあると同時に、今までは向き合うことを避けていた自分自身の問題が、あらわになってくる瞬間もあった。
ただし、チェンマイに行った自分は、知らないうちに向き合う態度が出来ていた。
こだわり、わだかまり、プライドなどが必要のない世界だった。そしてジャブー・ヒーリングもすんなり入っていった。あれほど合わないものだったのに、これも変化の兆しなのか。
~H.N~
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