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    6泊7日茨城宿泊瞑想リトリート/体験談 by 多田実生(瞑想歴長の生徒さん)

    私はチェンマイのトレーニングに三回、国内の合宿に今回を含め四回参加しましたが、気づきと癒しという点では、今回は最高の体験が出来ました。

    6泊7日の間に、これまでに体験したことのない「半断食とサイレンスの組み合わせ」で60時間過ごすスケジュールが後半に組み込まれ、クライマックスとなりました。前半は教師を含め26名という大人数で過ごし、短い半断食明けには新鮮な魚介類を含む豪華な食事を楽しく頂いて、あっと言う間に過ぎました。

    全行程に参加したのは、私を含め三名でした。後半、体が辛くて休みたいと思う時もありましたが、同じ空間で他の人達が頑張っている姿を見ると、自分もやらねばと気持ちを強くすることが出来ました。チェンマイのトレーニングでは個室が与えられ、サイレンスは一人で過ごす為、気が緩むとだらだら過ごす事になりかねません。その点、今回は他の人達と一緒に過ごすことでモチベーションが強まり、密度の濃いトレーニングになりました。

    ***

    断食そのものが目的でなく、代謝を下げた状態を維持して瞑想の効率を上げるのが目的なので、空腹感が辛くなったらヨーグルトなどの軽い物を食べても良いということでした。私は自宅で三日間、酵素と果物だけで過ごすデトックス目的の半断食をしたことがありましたが、瞑想して過ごさなかった為か、体重が大幅に減った訳でもないのにげっそりして体力が落ちてしまい、二度とやりたくないと思っていました。

    そんな記憶(カルマ)があったからでしょうか、初日は夕方から空腹感が強く感じられ、甘い酵素だけでは落ち着かず、「塩気のあるものを少し頂きたいです」と書いたメモを浩樹先生にお渡ししました。先生が「これで大丈夫かな?」と書いたメモと一緒に、煮物、沢庵、梅干しが入った小皿を持ってきて下さいました。誰も何も食べていない中、私だけ何か食べたいと伝える事に恥ずかしさを感じ、瞑想しながらしばらくの間は悶々としていたのですが(笑)、やはり伝えて良かったと思いました。その後、落ち着いて瞑想出来ましたので。

    サイレンスの後半に入ると、長時間座り続ける為か、坐骨から腰に痛みが出て、同じ姿勢を保つのが辛くなりました。こうした事はチェンマイでも経験したので、腰に掛かる負担を軽減する為に低反発クッションを持参したのですが、それでも辛く、どうにも座り続けられなくなりました。そこで、完全に横になるのは気が引けたので、片腕に体重を掛けて斜めに体を休め、骨盤に体重が掛からない姿勢になりました。

    すると、瞑想されていた浩樹先生が席を立ち、私の腰をさすって下さったのです。音を立てずにいたつもりでしたし、先生は目を閉じて瞑想していたのに、何故、私が横になった事に気付いたのか不思議でした。生徒達が快適な環境で瞑想に集中出来るよう、こんなに心配りをなさっているのだと、先生の姿に感動しました。

    ***

    サイレンス明けには、温泉に連れて行って頂きました。時間の関係で食後に入浴という事になり、半断食明けで飢えていた私のマインドは「大きなエビフライ定食」を選択しました。ハートは消化が良い「アジのたたき定食」と言ったのですが、、、そして、案の定、食後に入浴して車に揺られて帰った私は消化不良を起こしました。車を降りると胃がむかむかして、どうにもならなかったので、幸子先生がヒーリングをして下さいました。「食」に関するカルマは、まだまだ解放せねばならないようです(笑)。お手を煩わせてしまったのにも関わらず、嫌な顔をせずにヒーリングして下さった幸子先生の優しさに感謝しております。

    また、今回、アシスタントとして参加された優先生とお近づきになれた事も、嬉しい出来事でした。浩樹先生に、私が瞑想と関わり始めた頃(1999年)からの経緯をお話ししていると、優先性が涙を流されたので、面食らいました。辛かった人生を乗り越える為、色々学んだスピリチュアルなスキルの中で、瞑想が一番役に立ったという内容をお話ししたのです。

    私が優先生の年齢だった頃、両親は健在で、経済的な不安のない生活を送っていました。その後、両親を亡くし、うつ病になり、男性に裏切られ、大金を失い、借金を背負い、うつ病が再発し、家を手放すという、演歌のような人生で、一通りの苦難を味わいました。死んだら楽になれるという思いが何度もよぎる中、瞑想しては楽になる感覚に救われ、時には声を出して泣く事もありました。しかし、カルマと輪廻転生の法則を知っていたので、死んでもカルマがあるから戻って来させられる。またこんな大変な人生を生きるのは御免だから、自然に天に召されるまで生き抜こうと思ったのです。

    それでも、すぐには状況が好転せずに焦りを感じ、この瞑想法ではないかも知れないと、2007年3月から始めたフルフィルメント瞑想を二度も辞めて、他の瞑想をやったりしました。しかし、結局、戻ってきたのは、このマントラが持つパワー、純粋さ、真実といった質を、ようやく実感出来るようになったからです。ここまで来るには、それ相応の年数が必要だったのです。

    人の美徳、魅力といった光の要素を素直に信じられるようになったのは、つい最近のことです。色々な目に遭っていた私は人間不信で、人を斜めに見ていました。ですが、ようやく、瞑想して心が綺麗になった人は、人の痛みに共感する優しさが自然と培われるものなのだな、、、と、優先生の優しさに素直に感動する事が出来、私の目も潤んでいました。

    ***

    私が青山教室に戻りたいと言った時、快く受け入れて下さった浩樹先生の寛大さには感謝しています。以前の私は人を真っ直ぐに見る事が出来ず、ビジネスだからどんな人でも受け入れるのだろうと思っていました。でも、それは私のひねくれた心が見せていた幻想で、本当は浩樹先生の愛だったと、今は思えます。生徒が離れたら、寂しいと思われたでしょう。プライドの高い人なら、一度出て行ったのだから、もうここへ帰ってくるな、他へ行けと突き放したかも知れません。でも、文句の一つも言わずに受け入れて下さったのは、どんな人でも見放さず、面倒をみようという浩樹先生の瞑想教師としての使命感と、博愛的な愛故だと思います。

    高価な装置を駆使してエネルギーを高める設計をされた浩樹先生のご自宅という理想的な環境の元、幸子先生やお手伝いの方の手作りの美味しい食事、肉体の浄化の為の工夫がされたお風呂など、これ以上ない安らぎの空間で過ごした七日間の体験は、今まで参加したどのトレーニングよりも印象に残りました。

    ***

    この様に貴重な機会を与えて下さる浩樹先生、快くご自宅をを提供してサポートして下さる幸子先生、清らかな心で優しく接して下さる優先生に出会えた事が嬉しく、親切にして頂いた事に、心からお礼を申し上げます。

    私がフルフィルメント瞑想を中断しながらも続けてこれたのは、浩樹先生、幸子先生との出会いがあったからです(優先生とは、昨年、お会いしたばかりです)。

    伝授を受けた後、誰とも関わらずに一人で瞑想を続けていたら、同じ結果は得られなかったと思います。何年も瞑想会に通い、合宿に参加し、人と触れ合う事によって、心の痛みが徐々に、自然に癒されていきました。まだカルマがあって、凸凹した性格の私ですが、今後も精進して参りますので、宜しくお願い申し上げます。

    追伸:

    6泊7日のリトリートの感想文は、より記憶が新しい後半部分にスポットを当ててしまいましたが、ふと思い返せば、トレーニングではない部分、すなわち竹中あこさんの歌のワークショップと種まきや、その後、皆で訪れた温泉での和やかなひと時も、アットホームな青山教室の魅力が溢れていたとお伝えさせて頂きます。

    あこさんとは、少しお話しする時間があったので、過去生でヨーロッパの孤児院でご一緒だったビジョンが見えた事をお伝えしました。「希望の家」であこさんリードの元、皆で歌の練習をしている時に、彼女が孤児院のシスターで、子供たちに歌を教えていた情景と重なって見えたのです。彼女の慈愛に満ちた横顔の印象は、昔も今も変わらないな、、、と無意識に思って眺めていました。

    青山教室には、素敵な仲間が沢山集っていますね。これも、私がフルフィルメント瞑想を続けてこれた理由の一つです。教室に通うのが楽しいのです。明日も楽しみにしております。

    多田実生 OTA MIKI

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