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    ●6泊7日茨城宿泊瞑想リトリート/レポート by 高原優(FM教師)

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    ~瞑想合宿参加に寄せて~

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    4月17日より23日まで1週間の瞑想合宿に参加させて頂きました。

    私は昨年瞑想教師の認定を頂き、帰国後は幸運にも、青山の浩樹先生のご厚意によりティーチングの場を経験させて頂く機会を何度となく頂きました。先輩教師のティーチングを間近で見習うことができたこと、青山の教室の皆さんと触れ合うことができたのは本当に私自身学ぶことが多く、刺激を受けていました。

    そんな中「これからたくさんの人の役に立っていくんだ」という情熱が内にありながらも、それを外に十分発揮しているかは自信が持てずにいました。

    そんな折、浩樹先生より、「今度の瞑想合宿に参加してはどうか」とお声をかけてくださいました。「これからの教師活動によりパワーをつけて取り組むためにも」と。

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    ~瞑想合宿スタート~

    迎えた瞑想合宿初日。

    金曜日の夜から青山の教室に集まり瞑想をした後、茨城行きの高速バスに乗り込みました。

    合宿場所であるヒーリングハウス希望の家はとても場が整っていて、とても気持ちよいと感じました。着いてからすぐ、グループ瞑想に入り、その後各自夜通しの瞑想に入るという濃密なスケジュール。それでも参加者の皆さんはそれぞれこの瞑想合宿にかける想いを持って取り組んでいました。その真剣な姿を目の当たりにし、私自身より気が引き締まる思いでした。グループ瞑想は一回一回がとても濃く感じられました。瞑想する為に十分整った場、そしてその場にいる皆さんの意識により、瞑想は素晴らしいものとなりました。

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    今回の合宿ではアシスタント役と自己トレーニングと兼ねておりましたが、自分の至らなさを感じる場面もありました。ずっと避けてきた弱い部分を見せられたようで、意気消沈です。

    浩樹先生からの「摩擦を恐れず、痛みを引き受け、そしてそれを慈しむこと」という助言を頂きました。この部分に関しては、実際にもう少し時間をかけて癒していく過程が必要だと感じています。

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    この合宿の特色として、瞑想だけではなく、ワークショップの充実を感じました。竹中あこさんによる歌のワークショップはとてもうきうき心躍るひと時となりました。

    東西南北の神様、そして天と地の神様にご挨拶をしてから始まったのが印象的でした。歌は本来、自然と対話するものだったのだろうと肌で感じることができました。

    畑に行き、皆で歌を歌って土地にエネルギーを送りました。そして土に触れ、種まきをしました。最後に種を蒔いたのは何歳の頃だったでしょうか。小さい頃はもっと土や草花との距離が近かったかもしれません。久しぶりに童心に帰ったような、とても豊かな時間を過ごすことができました。

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    今回の合宿は2泊3日で帰られる方がほとんどだったのですが、3日目には「やり切った」と皆さんのお顔が晴れやかでした。合宿中は浩樹先生による参加者への個別フォローの時間もあり、より自分自身と向き合うことができたのではないかと思います。

    短期間の集中合宿で、それぞれ手放したもの、そして大いに得たものがあったのではないでしょうか。

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    合宿後半は少人数での濃厚な日々になりました。

    その中で、海へ行ったことは自分の中で大きな気付きにつながりました。サイレンスの朝、海へ行く流れになり、なぜか「行きます」と言っていました。

    合宿前は「海へ行くなら、サイレンス明けの最終日にしよう」と考えていましたので、自分でも不思議でした。海に向かう車の中で見えた景色は、曇り空の下、風が強く波が立っている海でした。それを見た瞬間「入るのは無理かも」という考えが頭をよぎりました。

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    実際にひざ下まで入ってみましたら、4月の海は冷たさを通り越して刺さるような痛みに変わり、すぐ出てきてしまいました。「やっぱり潜るのは無理だ」と思いました。

    そんなとき、浩樹先生に「行くよー!」と半ば強制的に(?)肩の近くまで波がくるところまで引っ張って頂きました。

    もう、選択肢のない状況です。とにかく思い切って一気に頭まで潜りました。そして助けを借りて、どうにか海に体を預けて浮かぶことができました。

    浮かんでいるとき、波が口元にきて息ができず苦しいと感じながらも、それよりも何か大きなものに抱かれ、委ねている、そして安心するような感覚を経験しました。

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    あっという間の出来事でしたが、今でもその時の様子は鮮明に覚えています。浜辺に戻るとき、歓喜に包まれていて、全く寒さを感じませんでした。

    海に入るまでの過程は、「怖い・無理・できない」という感情が支配していました。ですが、その渦中に入ってしまえば「今できることをやるだけ」の状態に。

    そして終わってみれば「あんなに無理だと思っていたのに、私、できたんだ!やればできるんだ!」という自信に変わりました。

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    この海での一連の出来事で、自分を変えられるのは自分自身であること。

    必要なのは「決意」と「勇気」なんだと身をもって体感できました。

    そして経験することが糧になり「自信」に変わっていくのだと。

    まさに今、私に必要な出来事でした。

    ***

    その後、サイレンスを続け、最終日を迎えるに至りました。

    一言では表せませんが、とても充実した瞑想合宿になりました。

    これから自分にできることを、勇気をもって取り組んでいきます。

    そして瞑想教師として多くの人の人生開花のサポートができるよう、心を込めて頑張ります。

    必ず私はできる。やっていく。そう決めました。

    最後に、この合宿中アシスタントというより、トレーニングする同志のようでしたが、ご一緒した皆さん。

    おいしい手料理を作ってくださったり、気遣ってくださったり、優しくお世話をしてくださった幸子先生。

    そして、今回レポートに書かせていただいた以外にも気付きをもたらす助言をたくさん頂きました。限界まで全身全霊ですべての人の成長と変容をサポートしてくださった浩樹先生へ多大なる感謝を込めて。ありがとうございました。

    ※※※

    ~合宿を終えてその後~

    合宿を終えた週末に自宅で瞑想会を開きました。その時来てくださった生徒さんに「勤めていた薬局を卒業し、今後瞑想の活動に専念していく」という旨をお話しました。

    生徒さんからの反応は「瞑想に絞って活躍されるのはとても嬉しい」という喜びの反応でした。そういう声を聞けたことが嬉しく、この道を祝福されているように感じました。

    さらに精進していこうと決意しました。

     

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