2011年3月11日に起きた大震災にあたって、フルフィルメント瞑想の師ボブ・フィックス(Bob Fickes)からメッセージが届きました

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    ボブ・フィックスより日本の皆さんへメッセージ~大震災にあたって

    日本のみなさんへメッセージ

    ボブ・フィックス

    ボブ・フィックス

    大災害を目のあたりにして、世界のハートが日本とつながっています。
    世界中のたくさんの人が、この出来事に衝撃を受けています。
    世界史上始めて経験するようなことが起こっているのです。
    この未曾有の窮地の中で、どうかこの愛が
    日本の人々に新しい強さを運び、助けとなることができますように。

    宇宙は常にさらなる成長と進化の機会を求めています。
    そのために、私たちに目を覚ませと試練を与えることもあれば、
    私たちの存在の中心を揺さぶることもあります。
    この試練は、カルマの形をとった進化の力です。
    カルマは何か悪いことをしたために受ける罰ではありません。
    自分たちのしてきたことを見直し、意識を変え、習慣を変えるための、
    聖なる機会なのです。
    全てのカルマは人間の行動から起こります。
    人間だけが自由意志を持っているからです。
    学びのプロセスにおいて、私たちは間違いを犯します。
    起こした間違いは、私たちに戻ってきて示されるので、
    私たちは自分のしたことを振り返り、
    どうしたらもっと上手くできるのかを学べるのです。
    どのカルマも個人的なものではありません。
    カルマは、バランスを崩すところまで自然に無理強いした結果として出てくるものです。
    宇宙の知性は、崩れたバランスを回復させ、
    自然と摩擦状態にあるエネルギーを正します。
    世界的な規模で起こる出来事は、
    世界中の人々のハートをかき立て、
    私たちが解決法を探し、瓦礫の中から立ち上がり、
    新しく、もっといい生活を創るように促すのです。

    母なる地球マザーアースは苦しんでいます。
    人間は、環境という美しくすばらしい自然を破壊してきました。
    私たちが環境を破壊し、様々な命や美を殺してきたために、
    母なる恵みは崩壊しつつあります。

    日本はこれまで、
    環境を改善し自然の美を回復していこうとする動きの中で、
    世界のリーダーとしてやってきました。
    日本は昔から自然と調和して生きてきました。
    日本に生まれてくる魂は、心のなかに、
    環境や自然に関する直感を持っています。
    しかし最近では、テクノロジーと近代化の波のなかで、
    この古代から伝わる遺産が失われつつありました。
    他国との競争に奮闘するなかで、
    日本は、本来持っている一番のギフトを失ってしまったのです。
    日本の持つすばらしいギフト、
    つまり、多様な自然に合ったデザインなど、
    天と地の調和の中にある世界を築いでいくことを。
    日本の今回の惨事で一番影響を受けてしまった魂たちは、皆、
    深いレベルでは、この出来事に関わることを進んで引き受けていました。
    地球上の全人類に影響を与える出来事に参加して、
    環境への関心を喚起させようと。
    自然を深く愛するこの魂たちは、杜の都、仙台に生まれることを選びました。
    仙台—千本の樹が茂る土地(仙台の旧字、仙臺は千本の木の意)。
    その土台を作ったのは、かつてこの地を治めた明主、伊達政宗です。
    仙台の美をこよなく愛し、人々に樹を植え、
    自然の美を大事にするよう奨励しました。
    今回の災害でこの美しい土地が壊されたとき、
    この魂たちはこの地と共に滅び、徳を積みました。
    全世界がこの災害を目の当たりにし、
    影響を受けることを彼らは知っていたのです。
    このことで世界が変わり、
    自然の美への愛を取り戻してくれることを願っていたのです。
    日本が仙台を、
    古代から受け継がれる美しい自然と調和した新しい都市に再建できたら
    そのとき、被害者の夢は叶ったといえるかもしれません。
    日本にそれができれば、
    環境と調和した新しい都市のモデルとして、世界中が感化されるでしょう。
    亡くなった方々の魂の思いは、
    世界が自然ともう一度調和する生活を取り戻すのを見た時、
    満たされるでしょう。

    悲劇が起きた今、
    日本が古代から受け継ぐ国土を、
    自然とのバランスとハーモニーの地として再生することができますように。
    世界中の全ての人がハートを開き、大きな愛を持ってあなた方を見ています。
    大惨事の後に安全と調和をどのように創るか、
    世界に見せる機会を日本は今、持っているのです。
    今回の惨事で命を失われた方々のために、仙台に千本の樹を植えてください。
    都市を再建する前に、まずそれをしてください。
    それがメモリアルとなり、シンボルとなり、
    何世代にもわたって、環境がどれほど大事なものか、
    伝えられて行きますように。
    そして、世界を愛するために命を犠牲にした人々がいたことも、
    同じように伝えられていきますように。

    今回のことは、日本に生きる全ての人にとって、
    自分の内にあるピース(平安)をみてみる、いい機会です。
    内なる平安は、
    自分を宇宙という自然の中に見つけることができた時にのみ、やってきます。
    真実の、終わりのない平安と幸せは、
    私たちと自然とのバランスに直結していて、
    人間が作ったマインドの世界の中だけに幸せを見いだそうとすると、
    簡単に崩れてきます。
    今、あなた方に受け継がれてきたものが、呼びかけてきています。
    全ての都市で自然と調和した世界を復活させ、
    マザーアースへの愛を示してくださいと。
    マザーアースは、地球上の全ての命の偉大な母です。
    自分の子供たちを愛し守りたいという彼女の願いを大切にすれば、
    マザーアースは私たちのことも大事にしてくれるでしょう。

    今回起こったことは、罰ではありません。
    2012年に関する噂のような、何か悪いことが起こるサインでもありません。
    私たちみんなが世界を変え、
    自然だけが与えてくれる安全な場所を創っていくために
    何ができるのかを考えるチャンスなのです。
    日本が受け継ぐすばらしい古代のあり方を復活させ、
    新しいモデル都市を一緒に再建していきましょう。

    ボブ・フィックス 2011/03/16

     

    ※上記メッセージは、私達、フルフィルメント瞑想教師の師であるボブ・フィックスから、日本の皆様へ、メッセージを頂いたものです。彼もタ イでその衝撃の一報を聞き、とても心を痛めていました。私と中園もその時一緒にタイでトレーニングを受けていましたが、残りの滞在中、この極めて大きな出 来事への洞察と、今、私達の出来るベストは何なのかというレクチャーに終止していました。その後、あらためて、メッセージを書いてくれました。転送自由で す。特に精神的な理解と学びをなさってらっしゃる方々には、良き鼓舞を得られる価値あるメッセージだと感じますので、もし宜しければ、多くの皆さんに、こ のメッセージを分かち合って頂けましたら幸いです。

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